2010年5月10日
2010年5月4日
父が亡くなりました
4月29日に父が亡くなりました。通夜、告別式を終えて昨夜帰って来た所です。
享年90歳。高齢で心臓が弱っていて、この前から食事も殆ど出来なくなって、点滴で栄養を取っていました。今年一杯は持たないだろうと言われていましたので、突然の訃報にも驚く事はありませんでした。来るべき時が来たと。
亡くなる1時間程前に兄、姉、母が見舞いに行った時には意識があって、皆そんなにすぐに逝くとは思っていなかったそうですが、皆が帰って1時間程後に心臓が止まっているのが発見されたようです。病院の人が気が付かない程静かな静かな最後だったんだと思います。
連絡を受けて、速攻実家に帰ってすぐに父の顔を見たらとても綺麗で安心しました。
「お父さん、ありがとう。」と今は唯ただ感謝の気持ちだけです。
「お父さん、ありがとう。」と今は唯ただ感謝の気持ちだけです。
葬儀は参列者が多くて、父の背負って来たものが自分が思って居たより大きかった事を知りました。それなりに大変な人生だったんだと。
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それにしても田舎の葬式は大変です。立てなきゃいけない親戚の年長者多いし、自治会や何やで、地域限定の「ご当地のしきたり」やら、第一、母や父の兄弟が見得張りたいし。
兄は相当大変だったと思います。おまけに昨今の不況で一人当たりの香典の金額が低くて、収支はかなりのマイナスだったらしいです。父の遺産はあてにしていないので、それから引けば大丈夫な額ですが。
兄は相当大変だったと思います。おまけに昨今の不況で一人当たりの香典の金額が低くて、収支はかなりのマイナスだったらしいです。父の遺産はあてにしていないので、それから引けば大丈夫な額ですが。
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「眠るが如く」
父の顔はそのままでも綺麗でしたが、「送り人」さながらの「納棺士」が顔そりをして整えると、母が「病院で寝とられるそのまんまやちゃ。」と。色白で、しかも白過ぎず、つやつやとして、声を掛けたら目を覚ましそうなそんな健やかな顔でした。「眠るが如く」そのままに。
記憶に長く留めて置けるように、ここに書き留めます。