3月11日の大地震の翌日から3月23日位まで、1、4号機が水素爆発、3号機が原子爆発を起こして、福島はもちろん首都圏にも大量の放射性物質が降り注ぎました。
政府や東電がまるで発表しないから、気が付いた時には既に被曝してしまっていた。私も停電やら物資不足やらでそちらの方に気を取られていてうっかりしていました。空気中からまた水道水から放射性物質を体内に取り込んでしまった。
今年は4月の中旬まで北東の季節風が強かったから。福島原発は首都圏にとってはいわゆる「鬼門(北東)」。
まさにど風上でしたよ。200から300km離れていても、関東平野は遮るものが無いから、冬の季節風に乗って一っとび。静岡のあたりまで届いてしまって、お茶の葉を汚染しましたわ。
もう怒りが収まらなくてね。どうして、ちゃんと発表してくれなかたのかと口惜しいです。
原発は「安全安心」。事故が起こっても「安全安心」。「ただちに健康に影響はありません。」(当たり前だ影響が出るのは5年後からだもの)
消費者が汚染されている可能性のある食品を買わないと「誤った情報でだまされている」「店頭に出ているのは全て安全です」
(何を言っているのか、全く検査していない癖に!!)「風評被害だ」(検査していないもんを安全だと言っている方が詐欺だ)
福島原発の事故以来、水道水や食品の放射性物質の基準が急に跳ね上げられたり、年間1mシーベルトという外部被曝の限度の法律があるのに、それを無視して20mまで安全だとか、100mまで安全だとか、250mでも喫煙程度だとかテレビで放送されていた。まあ、100歩譲って250mシーベルトが喫煙程度なら、乳幼児が喫煙するか?癌の罹患率が増えるのは各年代に均等では無くて、20歳未満だけが増えるんだから、全体で1万人に5人、0.05%増えたとしたら、そのうちの20歳未満の2000に5人増える訳だから。
原子力安全委員会の会合か何かである委員が「甲状腺癌」は予後が良いから問題ないと言ったそうな。その人はお金の為に悪魔に魂を売ったんじゃないか。その子が癌やその他の症状でどれほど苦しい思いをするか、また、甲状腺を摘出したことによる体への影響もある。再発や転移の恐怖と一生付き合っていかなければならないのをどうするのか!
IREAやWHOや日本の政府が言っているのは、チェルノブイリの死者は千人のオーダだと。
(ま、ロシアでは本当の事を言ったら刑務所に入れられちゃったとか真偽の程は解りませんが)
原子力については国家機密だから、日本以外でもどの国でも隠蔽している。
特に原発を推進している国ではね、まずい事は発表しない。日本もロシアもアメリカもフランスも。。。
ドイツは今反原発になったから、一番信できそう。
今まで大気中の放射性線量について、国が発表してたのは、地上15mから20mの上空。住民の為じゃなくて、何処かで原発の事故や核実験が行われたかどうかを検出する為に測定しているものだとか。千葉県だって2箇所のみ。
個人で測っている方からの情報で、首都圏でもかなり汚染がひどい所がある(ホットスポット)というのがネットで広まって、地方自治体にちゃんと地上の放射線量を測定するようにと要望を出してくださった方々が沢山いらっしゃって、やっと最近、地方自治体で地表の放射線量を測って公表するようになって来ました。
幸い私の住んでいる所はそれ程酷くなくて、地表からうける外部被曝量は毎時0.1xから0.2xマイクロシーベルト、年間にすると1mシーベルト位で問題なしというのが解りました。
まあ、後は3月に内部被曝してしまったので、食品はなるべく放射性物質が少量でも含まれないものを選ぶということです。近頃は野菜等は殆ど放射性物質が検出されなくなってきたのでこれはほっとしています。
しかし、魚、海産物は要注意。日本海産か外国産しか食べられない。まあ、一応北海道とかは大丈夫かな?しかし産地偽造とかもあるし。
お茶は昨年の物を大分買いだめしました。お茶ってそういう物質を地中や空気中から特に集めてしまうようですね。だから、亜鉛やなどの微量なミネラルが含まれていて体に良いんでしょうけど、こうなったら逆になってしましましたね。いざとなったら緑茶でなくてウーロン茶でも良いかとも思って居ます。