93歳の母はやっぱり精密検査したら肺がんだそうです。1年程前に腸のレントゲンを撮った時に肺に小さい何かが在って「癌がも知れないから検査しますか?」と医師に言われたのですが、断りました。だって高齢になるとガンの進行が遅いから寿命で死ぬのが先か、ガンで死ぬのが先か解らないから。
しかし、なんと母は本当はそんなに衰えてない?ガンがかなり大きくなっているそうです。びっくり!しかしこれから色々な検査をして辛い思いをするのが嫌だと本人がいうので、何もしないで対処療法(咳止めとか)だけにするそうです。
本当、実はほっとしました。100歳まで生きなくても良い。先がやっと見えて来た。この先10年20年、何十年生きるか解らないという不安から解放されて、100歳前に死ねそうだという安心感。そんなことを言うと酷い人間だと思う人も居るかも知れませんが。これでやっと安心して親孝行ができるというものです。
母にも「良かったじゃないの!先が見えて来たから。」と言って、母も「そうやね。」と言っていましたが、内心酷い娘だと思われているかも(爆)
「大体のガンは老化現象だからmax長生きしても最後は120歳位で癌で死ぬ」というのを聞いた事があります。私も実にそう思います。実は祖母だって老衰みたいだったけど胃ガンもあったらしい。まあ90過ぎたらガンはあって当然だと思いますわ。
母は咳が出る以外は特に何ともなく元気なのでまだ当分生きるでしょう。長く元気で最後ぽっくり逝ってくれたらいいですね。